
フランスでは観葉植物を取り入れた暮らしが一般的です。グリーンが家の中に自然に溶け込んでいて、その空間にいるだけで、自然と心が落ち着けるような気持ちになります。フランス人ならではのグリーンの使い方をご紹介します。
家族の憩いの場、リビングにはグリーンを
まず、フランスのリビングには必ずと言っていいほど観葉植物などのグリーンが置かれています。リビングといえば、一番家族で長く過ごす空間。居心地の良さを求める人も多いのではないでしょうか。リビングにグリーンがあるだけで、心休まるような気持ちになります。
フランスのリビングには、圧迫感が感じられない程度に大きな観葉植物が飾られることが多いように思います。

我が家も現在のアパートに引っ越してきた時に購入した比較的大きなスパティフィラムという観葉植物をリビングで10年以上育てています。観葉植物なので、毎日水をあげなければならないとかはありませんが、そろそろ土が乾いてきたかな?と気になったり、植物と向き合う時間が習慣となっています。春から秋にかけて花を咲かせるので、花の白と葉っぱの緑のコントラストがなかなかの見応え。いつの間にか、スパティフィラムが成長することが、楽しみのひとつとなっています。
窓辺には小さい観葉植物

以前フランス人のおうちで見た、窓辺に小さい観葉植物が飾られているその風景がいいなぁと思ったことを記憶しています。パリのアパートは狭いところも多く、そんな中でもグリーンを置いてセンスよく暮らすそのパリジャンの心意気が素敵です。

窓辺だけでなく、吊るし棚にもセンスよく観葉植物を置いているおうちも多くあります。以前訪れたパリのカフェでは、食器棚の上に観葉植物を飾っていて、なかなかのセンス。そこの雰囲気が生き生きとしているようでした。
小さい観葉植物をセンスよく飾る人が多いようで、デパートなどでもわざわざ小さい観葉植物のみを取り扱う売り場があるほどです。
階段に置く
フランスの田舎のおうちの階段は幅が大きく、階段にグリーンを飾っているおうちもあります。今回写真でご紹介できないのが残念なのですが、以前訪れさせてもらった田舎のおうちでは、中段ぐらいに大きめの観葉植物を飾っているのがとても素敵でした。観葉植物があると、階段の雰囲気もまた違ったものになります。階段はただ上り降りする空間から、ちょっとした癒しのスペースへ。フランスの田舎のおうちの特性を生かした面白いグリーンの使い方です。
グリーンを吊るす

日本でも観葉植物を壁や天井からインテリアの一部として吊るす飾り方をする人は多いと思います。
フランスでも勿論吊るして飾る観葉植物の使い方は一般的。グリーンがインテリアとして吊るされているその部屋は、雰囲気がとにかく生き生きとするように感じられます。

観葉植物をおうちに置くときに、枯らしてしまったらどうしようと躊躇してしまう人も多いのではないかと思います。
以前、観葉植物とセンスよく暮らしているフランス人に「枯らしてしまうことはないの?」と聞いたことがあります。「勿論枯らしてしまうことはあるけど、だからといって観葉植物がない暮らしは考えられない。観葉植物を育て続けると、徐々に枯らさないようになってきたわ。」と話してくれました。
なるほど。勿論観葉植物があることによって、部屋の雰囲気も素敵にはなりますが、グリーンにも気をかける心の余裕が生まれてくるのだなぁと思いました。フランス人のようにグリーンのある暮らしを始めてみるのはどうでしょうか。