レモンソースのキャロットラペ

フランスのお惣菜で忘れてはいけないのが、キャロットラペ。キャラットラペとは、人参を千切りして、ビネグレットソース(フレンチドレッシング)を混ぜたシンプルなお惣菜。

ブッシュリー/Boucherieと呼ばれるお肉屋さん兼お惣菜屋さんやヘルシー系ファーストフードでも必ず販売されている定番のお惣菜なのです。シンプルなゆえに、無限にもアレンジが可能。今回はそんなフランスのお惣菜キャロットラペのレシピとそのアレンジをご紹介します。

人参の美味しい季節

マルシェに並ぶ人参

5月が過ぎると、人参の美味しい季節の到来です。「人参って一年を通して味って変わるもの?」と思われた方もいるかもしれません。フランスでは、5月頃から葉っぱ付きの新人参がマルシェで並び、土の新鮮な香りがほんのりとして、フレッシュで甘い人参が販売されます。この時期の人参は、生で食べても、蒸しても食べても、とにかく甘い。人参ってこんなに美味しい野菜だったけ?と思うほど、以前抱いていた人参のイメージが一新さるほどです。

そして、この新人参で作るキャロットラペは、格別の味。酸味で人参の甘みがぎゅーっと主張されるので、無限に食べ続けられる美味しさなのです。それに、夏になるとどうしても食欲が落ちてくるので、この季節にさっぱりといただけるのがお気に入りなところ。我が家ではこの季節本当によく作るお惣菜のひとつなのです。

ビネグレットソースのキャロットラペ

ビネグレットソース

ビネグレットソースとは、日本でいうところのフレンチドレッシングです。フランスではサラダにかけて食べることが一般的。多くのフランス人家庭では、手作りビネグレットソースは必ず常備しています。作り方もいたって簡単。酢1(フランスではバルサミコ酢がよく使われます)に油3の割合で、塩とマスタードを少し入れてかき混ぜるだけ。

ビネグレットソースのキャロットラペ

ビネグレットソースを千切りかすりおろした人参にに和えたら、キャロットラペの出来上がり。キャロットラペは作りたてより、1日ほど時間を置いてからの方が、味がしっかり馴染むので、美味しく頂くことができます。

また、キャロットラペは冷蔵庫で一週間ほど保管することができるので、作り置きお惣菜としても大活躍です。

レモンとオリーブオイルのキャロットラペ

レモンソースのキャロットラペ

キャロットラペといえば、ビネグレットソースで和えるのが一般的ですが、我が家ではレモンとオリーブオイルのキャロットラペもよく作ります。実はこのレシピを教えてくれたのが、フランスの曽祖母。レモンの名産地も遠くない南仏に住む曽祖母は料理にレモンを使うことが多く、なんとも曽祖母らしいキャロットラペでした。曽祖母はオリジナルで、南ヨーロッパでよく使われる酸味の強い薬味ケイパーを一緒に混ぜていました。個人的にはこのレモンとオリーブオイルのキャロットラペが一番お気に入りです。

レモンの代わりに、柚子やすだちを使うのも◎柚子のキャロットラペを作ってみたことがあったのですが、なかなか美味しかったです。

アレンジキャロットラペサラダ

キャロットラペのアレンジ

キャロットラペはシンプルなお惣菜なので、様々なアレンジも可能なのが嬉しいところ。ちょっと作り過ぎてしまって…なんてときは、他の野菜と混ぜてしまってサラダにしたります。

我が家で作るのは、千切りキャベツ、みじん切りしたイタリアンパセリ、レーズンと胡桃を一緒に混ぜたサラダ。和食、洋食、どんな料理の付け合わせとしても合うので、我が家ではよく作るサラダです。

その他にもキャロットラペと紫キャベツ、スモークサーモン、グレープフルーツを混ぜたサラダも夏にさっぱり頂くことができるので、おすすめ。味付けはビネグレットソースでもレモンとオリーブソースでもどちらも合います。ちょっぴり豪華なサラダになるので、おもてなしなどにもいいかもしれません。

キャロットラペは簡単に作れる上に、日持ちもする。それにアレンジもできる、使い勝手のいいお惣菜です。それにさっぱりいただけるのも嬉しいいところ。食欲が落ちる蒸し暑い時期にぜひ試してみてくださいね。

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