
フランスの街並みを美しく彩っていると感じるのが、ウィンドウボックスです。ウィンドウボックスとは、窓にプランターを設置して育てるガーデニングのこと。写真と共にご紹介したいと思います。
フランスにウィンドウボックスが設置されている理由

古い建物が残るフランスには、実はベランダがないアパートが多くあります。ベランダがないアパートでも、窓辺でガーデニングをしているというおうちも少なくはありません。でもフランス人は何故ベランダがないのに、わざわざウィンドウボックスが設置して窓辺でガーデニングをするのでしょうか。

まず一つ目に、窓際にガーデニングがあるだけで、窓から見える景色が変わります。窓辺に花があるだけで、窓から見える景色もぱっと華やかになります。またウィンドウボックスは、景観を美しく彩ります。ウィンドウボックスが多く設置されている建物の通りを歩くと、雰囲気の違いがすぐにわかるほど。そこを歩くだけで不思議と心地よさが感じられるほどです。ウィンドウボックスは景観を大切にするフランス人らしい習慣と言えることができます。
ウィンドウボックスにはどんな植物が植えられている?

ヨーロッパのウィンドウボックスのガーデニングで一般的と言われているのが、ゼラニウムです。ゼラニウムは赤やピンク白など華やかな植物で、フランスの歴史のある建築物を彩り豊かに飾ってくれます。それに水やりを頻繁にしなくても育つという利点も。簡単にガーデニングができるので、フランスでは人気があります。

日本でもガーデニングで人気と言えばパンジーが挙げられるのではないでしょうか。フランスでもパンジーはウィンドウボックスで人気の花。パンジーは育てやすく、冬の間も花が咲き続けるので、曇り空が続く厳しいフランスの景色を彩ってくれます。

フランスでは、複数の植物をウィンドウボックスに植え、華やかに窓際を彩るおうちも多く見られます。ここまで美しく彩るともはや芸術的美しさと言えるウィンドウボックスも少なくはありません。ウィンドウボックスは単なるガーデニングを超えて、奥深い世界なのだと感じさせれるほどです。
我が家のウィンドウボックス

我が家もウィンドウボックスを数年前から窓辺に設置して窓際のガーデニングをしています。現在私が住んでいるアパートは戦前に建てられたもので、ベランダがない比較的古い建築物。ベランダがなくても、フランス人のようにウィンドウボックスでガーデニングを楽しみたいと思ったのがきっかけて始めました。窓際でもガーデニングがあることによって、子どもたちが植物に興味を持ってくれたらと思ったのも、始めた理由のひとつです。最初の頃は、子どもたちが好きな苺やミニトマトを植えて、窓際菜園を楽しみました。苗を買ってきてプランターに植え替えると、あっという間に苺の実がなって、子どもたちも大喜びでした。今年の夏はウィンドウボックスで紫蘇の栽培をしています。
また冬場にはゼラニウムやパンジーの苗を買ってきて、プランターに植えたりもしています。寒さの厳しいフランス。太陽のない日が何週間と続くこともあります。そんな時に窓辺の華やかな色のゼラニウムやパンジーが目に入ると、心もぽっと華やぐような気がしました。植物の持つ力に元気を貰うことができるようです。

日本の窓はウィンドウボックスが設置できる作りにはなっていないので、もし取り付けるときは、専門業者に相談してくださいね。