ファナンシェ

美食の国フランス。フランスには美味しいものが溢れています。その中でもおすすめしたいのが、フランスの焼き菓子。焼き菓子をお土産としてプレゼントしたときには「本場の焼き菓子は凄く美味しいね。」と毎回言われるほど。そんなフランスの焼き菓子を紹介します。

バターがたっぷりなフランスの焼き菓子

フランスの焼き菓子の特徴はバターがたっぷり使われていることです。フランスでは焼き菓子を作るときにバターの風味がしっかり感じられるぐらいバターを使います。実際焼き菓子を作るときに、フランスのレシピで作ってみると、毎回バターの量に驚いてしまうほど。フランス人は「バターの風味がない焼き菓子はお菓子ではない」と言うぐらい、焼き菓子においてバターの量は大切なポイントのひとつです。実際フランスの焼き菓子を食べてみると、バターの風味が口いっぱいに広がります。フランスの焼き菓子が美味しい理由は、上質なバターがたっぷり使われているからではないかと思います。

マドレーヌ

マドレーヌ

フランスの焼き菓子の中でも最も有名なのが、マドレーヌではないでしょうか。貝のモチーフが特徴的ですよね。マドレーヌはケーキ屋さんでも、スーパーでも販売されているフランスの日常的なお菓子のひとつです。

マドレーヌは、小麦粉、バター、砂糖、卵のみが使われているシンプルな焼き菓子というイメージがありますが、フランスでは様々なフレーバーのマドレーヌがあります。

人気のフレーバーのひとつが、レモンです。レモンのマドレーヌには、レモン果汁だけでなく、擦ったレモンの皮も入っていて、フレッシュなレモンの風味が広がります。シンプルなマドレーヌよりも、レモンのマドレーヌの方が濃厚なバターの味わいの中に、さっぱりとしたレモンが口当たり良く、本当に美味しい。実はレモンのマドレーヌの方がお気に入りなほどです。

その他に、チョコレートやピスタチオ、ラズベリーのマドレーヌがあります。マドレーヌはシンプルな焼き菓子なので、様々なフレーバーとの相性も良いように思います。

フィナンシェ

フィナンシェ

フィナンシェ
ピスタチオのフィナンシェ

フランス語でフィナンシェは「お金持ち」や「金融家」を意味します。棒形のフィナンシェは金塊に似ているからフィナンシェと呼ばれるという説があります。日本ではこの棒形のフィナンシェが一般的ですが、フランスではどちらかというとカップ型のものがよく販売されています。

フィナンシェとマドレーヌは似た焼き菓子というイメージがありますが、材料が少し違います。フィナンシェはアーモンドパウダーと、小麦粉、卵白、砂糖、焦がしバターが材料。

アーモンドプードルと焦がしバターの風味が特徴的で、マドレーヌよりも奥深い味わいの焼き菓子です。

フィナンシェもマドレーヌ同様に、チョコレートやピスタチオ、ラズベリー等のフレーバーのものがよく使われています。

ガレットブルトン

ガレットブルトン

ガレットブルトンは、日本ではあまり聞きなれない焼き菓子かもしれません。ブルターニュ地方のクッキーで、普通のクッキーよりもかなり分厚く、たっぷりとバターが使われているのが特徴です。ブルターニュはフランスの中でもバターの名産地のひとつ。この地方のお菓子はバターを生かしたお菓子が多く作られています。

ガレットブルトンは、クッキーのようなさくさくとした食感ではなく、口にするとホロホロと崩れ落ちるような口当たりです。というのも、バターが生地の3分の1もの量が使われているので、しっとりとしたバターの風味がしっかりと感じられます。また隠し味でラム酒が少量入っているので、普通のクッキーよりも奥深い味わいです。

カヌレ

カヌレ

カヌレはボルドー地方発祥の焼き菓子。外はカリカリとしていて、中はもちっとした生地が特徴です。材料は小麦粉、砂糖、黄身、バター、牛乳、ラム酒などが使われていて、フィナンシェやマドレーヌ等と材料はあまり変わりのない焼き菓子ですが、焼き方に違いがあります。蜜蝋を塗ったカヌレ専用の型で焼き上げることによって、カヌレの表面はカラメル化して、カリカリとした食感を作っています。カヌレはこのカリカリさと中のしっとりさが絶妙な味わいの焼き菓子です。

最近では日本でも簡単にフランスの焼き菓子が購入できるようになりました。寒い今の季節、温かい紅茶やコーヒーとフランスの焼き菓子の組み合わせは最高です。フランスの焼き菓子と共にゆったりとしたティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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