
フランスに住んで感じるのは、フランス人って本当にサラダが好きだということ。サラダって夏の食べ物のように思っていたけれど、フランスでは年がら年中食べます。各家庭にサラダのレシピがあって、サラダって実はフランスの国民食?と感じるぐらい、とにかく豊富な種類のサラダがあるのです。今回は春野菜を使って、フランスの春を味わう春色サラダをご紹介します。
フランスの春の野菜
長く厳しい冬が過ぎ、晴れ間も多くなってくる四月頃から、マルシェでは春野菜が並び始めます。アスパラガス、ラディッシュ、新人参、グリンピースなどなど。野菜売り場がぱっと華やぐよう。春野菜が並んでいるのを見るだけで、エネルギーが湧いてくるのが感じられるほどです。

アスパラガスは以前、フランスの春の味覚。白アスパラガスレシピでご紹介させて頂きましたが、フランスの代表的な春野菜のひとつ。この季節どうしても一度は食べておきたいと思うほど、瑞々しくて甘くて、フレッシュな美味しさなのです。日本ではよく瓶詰めで白アスパラガスが販売されていますが、新鮮な白アスパラガスは別物と言っていいほどに、美味しさが違うのです。白アスパラガスだけでなく、グリーンアスパラガスも春の定番の野菜。新鮮なグリーンアスパラガスは、口にするとほんのりとした甘みがふわっと広がるほど、美味しいのです。

また、ラディッシュは年中栽培されてはいるものの、春のラディッシュは味わいが全然違います。ラディッシュはそもそもちょっぴりピリッとくる辛さのある野菜ですが、春のラディッシュは瑞々しくて、ほんのりした甘みが感じられます。ラディッシュは冬の終わりの寒さの中栽培されたものは、辛さはなく、どちらかというと甘みのある美味しさに育つのだそう。春の初めのラディッシュだけが、瑞々しくて甘みのある美味しさを味わえるのです。
今回はこのアスパラガス、ラディッシュを使って、食べ応えのある春色サラダのレシピをご紹介したいと思います。
春色サラダ

我が家で作る春色サラダは、春野菜の他にゆで卵を入れます。フランスではゆで卵はイースターで縁起物としてよく食べられます。それにゆで卵を使ったミモザサラダという冬から春にかけて作られる料理もあります。勿論ゆで卵は特別な春の食べ物というわけではないのですが、春を連想させられるので、ゆで卵を入れると春らしさがアップします。
材料
卵、ラディッシュ、グリーンアスパラガス、サラダ(できればレタスではなくサラダ菜を用意して下さい)、プティトマト、オリーブオイル、イタリアンパセリ(なくても可)
レシピ
1 サラダは洗っておくこと。
2 グリーンアスパラの皮を剥いて、二等分から三等分に切る。
3 オリーブオイルでグリーンアスパラを炒める。焦げ目がついてきて、グリーンアスパラガスに火が通ったら、イタリアンパセリと塩を振って軽く炒める。
4 ゆで卵を作る。今回は卵の茹で時間を9分にしました。
4 お皿にサラダを乗せて、その上にグリーンアスパラ、ラディッシュ、プティトマト、ゆで卵をのせて、ソースをかけて出来上がり。
ソースは、ヴィネグレットソースか、オリーブオイルに上質な塩をかけただけでも十分美味しくなります。ヴィネグレットソースはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ見てみて下さいね。
またこのサラダに、モッツァレラチーズを入れてみると、より食べ応えのあるサラダになります。モッツァレラチーズと言えば、トマトと一緒に食べるというイメージがありますが、実はグリーンアスパラとの相性は抜群なので、ぜひ試してみて下さいね。