フランス国内を車で旅していると、ぶどう畑が度々目に入ることがあります。秋には黄金に色付き、その美しいこと。フランスならではの情緒が感じられる一幕です。
有名なボルドーやブルゴーニュ以外にも、アルザスやプロヴァンス、コート・デュ・ローヌなどフランス国内には様々なワインの産地があり、改めてフランスワインは種類が豊富だと実感させられます。
そんなフランスの国内旅行の愉しみと言えば、美味しい料理とワイン。レストランで郷土料理と地元のワインも愉しむのもいいですが、実際にワイナリーに訪れるのもオススメ。
「ワインは好きだけど、そこまで詳しくないし、それにワイナリーってちょっと敷居が高そう」と思う人もいるかもしれません。しかし、フランスのワイナリーって、考えているよりも気軽に訪れることができるのです。それに今まで知らなかった美味しいワインに出会うこともしばしば。今回は、先日の旅で私が実際に訪れたワイナリーをご紹介いたします。
訪れてみたのは、こちら…
実際に訪れてみたのは、南仏のユゼスという小さな街に位置するサン・フィルマンSaint Firminというドメーヌのワイナリー。ここは、フランスの南東部に位置するヴァレ・デュ・ローヌ VALLEE DU RHONE と呼ばれるワイン生産地域にあります。ヴァレ・デュ・ローヌは日本ではあまり聞きなれないワインの産地かもしれませんが、比較的低価格で美味しいワインが手に入ることで有名なのです。フランスではテーブルワインとして人気があります。
サン・フィルマンSaint Firminは1927年創業の老舗ワイナリー。現在は4代目の方がワイン醸造をされているとのこと。老舗ワイナリーでありながらも、格式高い雰囲気ではなく、比較的アットホームな雰囲気でした。また、こちらのワイナリーは、ユゼスの街から近いということもあり、観光客だけでなく地元の人の姿もあり、日々のテーブルワインを定期的に購入しに訪れる人も多くいるようでした。
テイスティングタイム
ワイナリーには、必ずと言っていいほど併設されたワインショップがあります。フランスでは、多くのワイナリーの店内のテイスティングカウンターで試飲ができるようになっています。
訪れたのが秋だったこともあり、今回は白ワインの試飲からスタート。こちらのワイナリーでは何種類もの白ワインを生産しているので、その中からフルーティーなワインを選んでいただいて、試飲してみました。一つ目はフルーティーな甘みの中に爽やかさが残る白ワインでした。二つ目は甘口と辛口が口の中で変わるような白ワインで、どちらも美味!同じワイナリーで作られるのに、こんなに特徴が違うなんてと驚嘆してしまうほど。改めてワインは奥深い世界なのだと実感させられます。
次は、赤ワインのティスティング。「毎日の料理と共に気軽に飲める」テーブルワインというこちらの要望を聞いていただいて、2種類ほど選んでいただきました。気に入った一つはスッキリと飲めるのに、味わい深い赤ワインでした。嬉しい赤ワインとの出会いとなりました。
ワイナリーの愉しみとは
ティスティングを通して新しいワインとの出会いも、嬉しいことの一つではありますが、生産者の方の話を直接伺えることも、ワイナリー訪問の愉しみの一つです。ワインの説明や料理とワインの合わせ方の話を聞くことで、少しづつではありますが、ワインの知識も増え、自分なりのワインの世界が広がっていくように感じます。また、作り手の方の想いを聞くことで、ワインをより味わい深く飲むことができるように思います。
フランスのワイナリーは、地元民も通うアットホームな雰囲気のところも多いので、気軽に訪れることができます。英語も可というワイナリーも多いので、ワイン好きの人はフランスに旅行で来た時は、ぜひワイナリーにも訪れてみてください。ワインのことをより深く知ることができるはずです。




