3月に入り、日が暮れる時間が段々と遅くなってきました。コートを着ていると汗ばむぐらい温かい日が増え、春、そして夏ももう少しと感じられる瞬間が増えてきました。サマータイムを前にしたフランスではまもなく「アペロの季節」が始まります。今日はそんな「アペロの季節」を前に一足先に、フランスでよく作られるアペロのおつまみをご紹介します。

アペロとは?

レストランのアペロ

「アペロ、アペロ」と冒頭で書いてきましたが、「アペロ」って一体何?と思われたかもしれません。アペロとは、夕方から友人や同僚たちとカフェやバー、自宅でワインやビールなどを楽しむ時間です。日本の居酒屋に近いかもしれませんが、アペロは居酒屋より軽食なのが特徴。アペロのおつまみは手のかけたものではなく、簡単に作れる軽食やシャルキュトリーと呼ばれるハムや生ハムやパテ、スナック、ナッツ類をおつまみとして食べます。夕食と違って堅苦しいマナーもないので、おしゃべりに花を咲かせるフランス人の大好きな時間なのです。

以前アペロの記事を書いたので、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

フランス人がゆったりと過ごすひととき、アペロとは

手軽に作れるフランスのアペロレシピ1

フランスのアペロ定番のおつまみグジェール

今回ご紹介するアペロのおつまみレシピはグジェールです。グジェールは、ブルゴーニュ地方の郷土料理で チーズ風味のシュー生地のおつまみ。フランスの冷凍食品Picard(ピカール)でも定番のおつまみとして販売されています。

シュー生地にチーズというと想像しにくい組み合わせかもしれませんが、意外にもチーズとシュー生地がとてもよく合うのです!オーブンで溶けたチーズの風味とシュー生地の美味しさが病みつきになるほどで、ついつい食べすぎてしまいそうになるほど。我が家の子どもたちもアペロにグジェールが出てくると、「美味しい、美味しい!」と大喜びするほど、大人にも子どもにも好評のおつまみです。白ワイン、赤ワイン両方とも相性がよく、万能のアペロのおつまみとしてフランスでは定番となっています。

グジェールのレシピ

材料(20個ぐらい)

削ったチーズ(エメンタールチーズまたはグリュイエールチーズ)130g、小麦粉100g、バター50g、塩小さじ1、卵3個、水160ml

※チーズの美味しさがグジェールのポイントとなるので、なるべく エメンタールチーズまたはグリュイエールチーズを使ってみてくださいね。

レシピ

1 オーブンを200°に温める。

2 お鍋に水160mlを入れて沸騰させる。サイコロ型に切ったバターと塩を入れて、バターをしっかりと溶かす。

3 火を消して、お鍋に小麦粉を入れ、力強くかき混ぜる。このとき、しっかり馴染むまでかき混ぜるのがポイント!

4 かき混ぜたら、お鍋が少し冷めるまで待つ。

5 お鍋に卵を入れて、しっかり馴染むまで混ぜる。

6 お鍋にチーズを入れて、かき混ぜる。

7 クッキングシートの上に、小さじ2杯ぐらいの分量で、グジェールをスプーンで乗せていく。(グジェールはオーブンで焼くとかなり大きくなるので、間を開けることを気をつけてくださいね。)

8 25分焼いたら出来上がり。(焼き具合を確かめるためにオーブンをくれぐれも開けないこと!開けるとグジェールが上手く膨らまない場合こともあります。)

グジェールのこんなアレンジも

グジェールの基本的なレシピにベーコンやハムなどを入れるアレンジレシピもあります。ベーコンやハムの程よい塩気がチーズとシュー生地にも程よく合い、お酒が進む美味しさです。ベーコンやハムを入れるときは、上記のレシピの分量だと、100gぐらい入れるとちょうど良い美味しさになります。チーズと一緒のタイミングでかき混ぜてみてください。

サマータイムを前に、「アペロの季節が始まる !」とフランス人も春と夏の訪れを楽しみにしています。フランスの定番おつまみグジェールと共に、これからの季節、アペロタイムを楽しんでみてくださいね。

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