フランスに住むようになって、これは美味しい!と思ったのが、じゃがいもの付け合わせです。フランスの主食といえばパンを思い浮かべますが、実はフランスではじゃがいもが主食としてよく食べられるのです。今回は主食として食べる「じゃがいも料理」を紹介したいと思います。

豊富な種類のあるフランスのじゃがいも

マルシェで販売されているじゃがいも
マルシェで販売されているじゃがいも。種類が豊富です。

フランスのマルシェやスーパーに行くと、驚かされるのが、じゃがいもの種類の多さ。移住したての頃は、どのじゃがいもを買ったらいいの?と困ったものでした。フランスでは調理方法によってじゃがいもを使い分けます。例えば、ピュレ、フライドポテト、じゃがいものソテーなどなど。

本当にそんなに味が変わるものなのかな?と最初は疑問に思いましたが、フライドポテトを作ったときは、フライドポテト用のじゃがいもと他のじゃがいものでは味がやっぱり違いました。フライドポテト用で作ったものの方が、食感といい、風味といい、圧倒的に美味しい。フランスでじゃがいも料理を作るときは、調理方法によって選ばなければいけないと実感させられました。それからというもの、マルシェでじゃがいもを買うときは、用途を伝えて、じゃがいもを購入するようにしています。

ソテーまたはオーブン焼き

じゃがいものソテー

フランスの家庭で作られるじゃがいもの付け合わせの王道といえば、ソテーまたはオーブン焼きです。じゃがいものソテーもオーブン焼きも、どんなフランス料理とも合うからです。それに作り方も簡単なのが嬉しいところ。じゃがいものソテーもオーブン焼きも、作り方は至って簡単。じゃがいもをサイコロ型に切って茹でます。爪楊枝をじゃがいもに刺してみて、中に火が通っているのが確認されたら、ザルでしっかりと水を切ります。オーブン焼きにするなら、そのまま耐熱皿に入れて、オリーブオイルをかけたら、180度で黄金色になるまで焼きます。ソテーの場合は、茹でたじゃがいもの熱が取れるのを待って、それからバターかオリーブオイルで表面がこんがりとするまで焼きます。塩をかけたらできあがり。じゃがいもを茹でるのが面倒なときは、サイコロ型に切ったじゃがいもをそのままオーブンかフライパンで焼いても大丈夫。時間はかかりますが、美味しいじゃがいもの付け合わせが作れます。

じゃがいものソテー

じゃがいものソテーもオーブン焼きも簡単にできて、こってりとしたお肉料理とよく合うので、フランス料理を作るときはよく作ります。外のかりかりとした食感とじゃがいもの甘みが感じられて、お肉よりもついついじゃがいもを食べすぎてしまうほど、好きなじゃがいもの料理のひとつです。

フライドポテト

フライドポテト

フライドポテト

日本でフライドポテトといえば、ハンバーガーか居酒屋で食べるおつまみというイメージがありますが、フランスでは付け合わせでよく食べられます。フライドポテトは、油の処理が大変という理由から、日常的に付け合わせとして食べているフランスの家庭はそんなに多くはありません。週末などの特別な機会やレストランで食べるメインの付け合わせとして食べることが大半です。

ピュレ

じゃがいものピュレ

あまり日本では馴染みのないじゃがいものピュレですが、フランスでは付け合わせでよく食べられます。ピュレはソースがたっぷりのお肉料理によく合います。なんとフランスではピュレの粉が売っているほど。粉に牛乳を混ぜるだけで簡単にできるので、時短料理として重宝している人もいます。粉がなくても、茹でたじゃがいもをマッシャーで潰し、滑らかになるまで牛乳を入れて混ぜていくだけで簡単に作れちゃいます。じゃがいものピュレは、じゃがいもの甘みが堪能できる料理のひとつ。ピュレだけでも美味しいし、ソースに絡めて食べても美味しいのです。

付け合わせとしてのじゃがいも料理は、簡単に調理できるのが嬉しいところ。フランス料理を作るときはぜひじゃがいもを付け合わせとして出してみてくださいね。フランス料理に良く合います。