カフェを楽しむフランス人

以前こちらの記事でフランス人の夕食事情を紹介しました。ではフランス人の昼食事情とは一体どのようなものなのでしょうか。

大半の子どもたちは学校給食、家に帰って食べる子どもたちも

まずは子どもたちの昼食事情を紹介したいと思います。日本だと幼稚園や学校で給食やお弁当を食べるというのが当たり前なこと。フランスでも大半の子どもたちが学校で給食を食べます。しかし、日本と違うのは、給食の時間は家に帰って家でごはんを食べることができること。フランスでは先生と一緒に給食を食べるという習慣はなく、昼休みは先生の自由時間なのです。子どもたちの給食の時間や昼休みは外部のスタッフの管轄となります。給食は市町村によっては美味しいとはいえない、または経済的などの理由から、家に帰って食べる子どもも一定数います。

フランスの給食は前菜、メイン、デザート

フランス料理は基本的に前菜、メイン、デザートで構成されています。フランスの給食も伝統に従って前菜、メイン、デザートが出てくるのだそうです。フランスらしいなぁと思ったのが、子どもの給食でデザートにムースショコラが出てきたこと。子どもたちは大喜びで、今日はムースショコラを食べることができてラッキーだったと話していました。

まずは子どもたちの昼食事情を紹介しましたが、平日会社で働く会社員たちの昼食事情はどのようなものでしょうか。

会社員の昼食事情

フランスのテイクアウトハンバーガー

フランスのテイクアウトファラフェル

基本的にレストランやスーパー、テイクアウト、社食など日本と変わらない昼食かと思います。以前であれば、レストランで毎日昼食を食べていたフランス人もいましたが、現在は昔ほどではありません。フランスも物価高なので、毎日レストランで昼食を食べるというのは正直厳しいというのが現実。どちらかというとテイクアウトをしている人の方が多いように感じます。パリのオフィス街を歩いていると、テイクアウトのお店が多く見かけます。イタリアン、アジア系、レバノン、ハンバーガーやケバブなど様々な国の料理をレストランより安価にテイクすることができます。

日本のお弁当文化がフランスにも !?

また近年、フランスでも日本のお弁当文化が広がっているように思います。以前であれば、お弁当を持ってくるフランス人はあまりいませんでしたが、今は夕食の残り物を持って来たりするフランス人も増えてきています。物価高で毎日昼食をレストランやテイクアウトするのは厳しいという背景もあるように思います。また、日本のお弁当に憧れる若いフランス人が、日本風のお弁当を作ってインスタにあげているなんていうのも見かけたりします。

ランチタイムにもワインを

レストランランチ

日本とランチタイムが違うと感じるのは、昼食の時間をたっぷりとるということ。勿論会社員の昼食タイムは私たち日本人と基本的に同じです。しかし、ランチをレストランで食べるときは、時間をかけてゆっくりと頂くのがフランス流。ワインと前菜から始まり、メイン、デザートと、おしゃべりと昼食を愉しみながら頂きます。フランスっぽいなぁと感じるのは、レストランに行くと多くの人がランチでもワインを飲んでいるということ。私の父がフランスのレストランで昼食を食べたときは、フランス人はゆっくりとワインを飲みながら昼食を楽しんでいて、その時間の過ごし方が素敵だと感じたそうです。

週末のランチは家族でゆったりと過ごす時間

家族でランチを楽しむ時間

週末のランチは家族で過ごすというのがフランスの伝統的な習慣です。家族が近くに住んでいれば、週末のランチはしっかりと準備を、アペロ、前菜、メイン、デザートと何時間もかけていただきます。毎週というほどではありませんが、最低でも月に一度は親族が集まって昼食を取るという家族が多いようです。

平日の昼食事情は日本とそこまで変わりませんが、フランスは週末やレストランでの特別な昼食では時間をかけて頂くというのがフランスならではの習慣です。今週の昼食はフランス人のようにゆったりとしたラインタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。