
「フランス人ってどんなものを食べているのだろう。」フランス人と接点のなかった時は、フランス人家庭の食卓って想像できませんでした。しかし、縁があってフランスに住むようになって、フランス人家族や友人たちから教わり、徐々にフランス人の食卓を知るようになりました。その中で感じたのは、フランスの家庭料理って、意外にシンプル。
フランスのお惣菜レシピシリーズでは、私がフランスに住む中で、教えてもらったフランス人の家庭レシピをご紹介。基本的に日本でも購入できる材料のお惣菜をコラムにする予定です。今回はフランスの家庭でよく作られるレンジ豆のサラダのレシピをお伝えします。
フランス人はレンズ豆は必ずストック

フランス人のおうちの台所に必ずストックしてある食材のひとつがレンズ豆。レンズ豆ってインドなどでよく食べられるビーガン食ってイメージがありますが、フランスでもよく食べられるんです。フランスにはレンズ豆の有名な産地まであるのです。意外にもフランス料理とよく合う!フランスでは今日ご紹介するサラダだけでなく、煮物、スープ、肉料理や魚料理の付け合わせとして使われます。日本ではあまり馴染みのない食材ですが、意外と使いやすい食材なのです。
お惣菜の定番レンズ豆のサラダ
レンズ豆のサラダはフランスのお惣菜の中でも定番の料理。ブッシュリー/Boucherieと呼ばれるお肉屋さん兼お惣菜屋さんやヘルシー系ファーストフードでも必ず販売されています。レンズ豆のサラダが人気の理由はとてもヘルシーだから。カロリーも他の主食に比べて低く、腹持ちがすごくいいんです。また、レンズ豆には豊富な鉄、リン、ビタミン類が含まれていて、栄養価が高い食材。レンズ豆のサラダは、シンプルな味付けなので癖があまりなく、ヘルシーな上に飽きない美味しさなので、フランス人にとても人気のお惣菜です。
レンズ豆のサラダのレシピ

まずは、レンズ豆のサラダの基本的なレシピをご紹介します。
材料(4人分)
・レンズ豆200g
・玉ねぎ1個
・人参1本
・分厚めのベーコン(量はお好みで)
・イタリアンパセリ
・オリーブオイル大さじ2
・酢大さじ1,5
・マスタード大さじ1
・塩
レシピ
1 玉ねぎと人参をみじん切りします。
2 たっぷり水を入れた鍋に水洗いしたレンズ豆と玉ねぎ、人参を入れて、火にかけます。
3 レンズ豆によって煮る時間は違うので、袋に書いてある時間通りに煮てください。途中水がなくなったら、足してください。
4 好みの大きさに切ったベーコンをフライパンでカリカリに焼きます。
5 パセリをみじん切りにしておきます。
6 煮たレンズ豆をしっかりとザルで水切りをします。そして冷めるまで置いておきましょう。
7 ボウルにレンズ豆、玉ねぎ、人参、ベーコン、パセリを入れ、オリーブオイル、酢、マスタードを入れて混ぜます。塩でお味を整えたら、できあがり。
レンズ豆のサラダは、フランスでは基本的に年中食べられるお惣菜です。お酢が効いて、さっぱりとした美味しさとカリカリと焼いたベーコンの塩っ気が、マッチしてなかなか美味しいのです。
ベーコン入りのレンズ豆のサラダをご紹介しましたが、フランスでは、ベーコンの代わりにスモークサーモンやツナ缶を入れるサラダも人気があります。フランスではスモークサーモンの付け合わせにレンズ豆を食べるので、特にスモークサーモンとの相性は抜群です。
レンズ豆のサラダのアレンジ

レンズ豆のサラダは、実はアレンジができる料理。我が家でよく作るレンズ豆のサラダのアレンジは、温玉とサラダやその時家にある野菜をのせたもの。温泉卵とレンズ豆の組み合わせは、「すごく美味しい!」と家族にも好評です。それにシンプルなレンズ豆のサラダがちょっぴり華やかなサラダに変身するのも嬉しいところ。
またレンズ豆のサラダは、どのような野菜とも相性がよく、季節の野菜をトッピングして食べても美味しくいただけます。例えば、春であればグリルしたグリーンアスパラや茹でたグリンピース。夏は、焼いた茄子やズッキーニ、トマトやきゅうり。秋はグリルしたかぼちゃやきのこ類なども合うはず。
その他、フランスではちぎったフェタチーズやモッツアレラと一緒に食べることも多く、本当に様々なアレンジができるサラダなのです。ぜひアレンジしてお気に入りのレンズ豆のサラダを探してみてくださいね。